20代カナダ駐在員が資産最大化に挑む!

カナダ某都市で働く20代駐在員による、資産運用や日常のあれこれをまとめるブログ。まずは20代のうちに金融資産1,000万円を目指す!→2020年5月達成!

海外駐在員の待遇について(給与面)

海外駐在員として日系企業に勤めている私ですが、日本で働いているときと比べてどれくらい給与面や生活面で待遇が変わったか、できる限り具体的にご紹介したいと思います。今後海外駐在を目指す方、駐在を予定されている方の少しでも参考になればと思います。

 

なお前提として、私の勤務先は誰もが知るような「大企業」ではなく、ニッチな産業の中堅会社であり、20代後半時点での情報であることを申し添えます。

 

 

給与は約2倍!

額面給与ですが、

日本勤務時・・・額面25万円/月

海外駐在時・・・額面50万円/月(+25万円)

倍になりました。

大半はいわゆる「駐在手当」によるものです。弊社ではペーペーでも駐在手当がそれぐらい出ます。もちろん、年次が上になればなるほど額も大きくなります。

それに加え、駐在先によって危険手当と呼ばれる特別なお金も加算されます。私は比較的治安のよい国として知られるカナダですので手当はありませんが、政情の不安定な場所だと数十万単位で加算されるとか...サラリーマンには夢のある話ですが、命の切り売りみたいに感じてあまりおすすめはしません...

 

 

次に社会保険料についてですが、

健康保険・・・日本と変わらず

介護保険・・・日本と変わらず

雇用保険・・・日本と変わらず

厚生年金・・・日本と変わらず

となっております。この部分は会社によって扱いが変わってくるようですので、あくまで一例です。

 

そして控除額の大きい税金関係ですが、

所得税・・・「相当額」として日本と変わらない額を控除

住民税・・・駐在開始翌年の6月分から徴収無し

となっています。

会社によって所得税相当が控除されない会社もあるようですが、弊社は残念ながら他社員との公平性の観点から相当額を差っ引かれてしまいます...

住民税については、その年の1月1日時点での住所が存在する市町村で課税されるため、年始の時点で海外居住(住所が海外)であれば、その年は日本で課税されません。ただし企業に特別徴収される期間は6月~5月ですので、私の場合は来年5月までは徴収されることとなります。

 

そのほか、駐在に帯同する家族がいれば人数に応じて家族手当が3万円/月ほど出ます。

まあ、私は単身なので関係ありません。

 

現地通貨と日本円、どっちで受け取るの?

ちなみに、弊社は給与受け取りの際に通貨比率を個々人で決めることができます。

例えば、私は現地通貨(カナダドル)と日本円を50%ずつの比率で給与受け取りをしています。

今後帰任間近となったときには、日本円の比率を増やしていったりすると思います。

 

いかがでしたでしょうか。

弊社くらいの規模、私くらいの年齢ですとこれくらいの給与でもまだ悪い方ではないんじゃないかなとは思っています(もちろん大企業ですとこれよりはるかに良いレベルだったりするのでしょうが)。

 

次回は「②生活面」での待遇の変化をお伝えしたいと思います。

 

Bye!

 

海外赴任ガイド 2019

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