資産状況(2020.3月末)
毎月初の定点観測、資産状況の公開です。
今回は2020年3月末の資産状況です。
総資産額及び株式やソーシャルレンディング等のリスク資産額(円換算)
総資産:9,033,536円(前月-115,464円)
うちリスク資産:4,348,588円(約48%)
歴史的な金融商品の暴落が続いた影響により、2か月連続での総資産額の減少となりました。表面上の減少額は10万円ちょっとですが、給与や配当合わせて30万円近く収入があってこの額なので、実際は40万円くらい溶けた計算になるでしょうか。
そしてとうとうリスク資産の割合が50%を切りました。株式を筆頭に急速に評価額がしぼんだためです。
暴落のさなか、新たにパイプライン大手のエンブリッジ(ENB)をカナダ市場で買い付けました。買付当時の配当利回りはなんと9%ほどあり、万一の減配を見込んでも十分保有していけるだろうと考え購入に至りました。ほかには、S&P500連動のETFであるZSPにも追加投資しています。
なお、保有株については今月も狼狽売りをせずしっかりとホールドしています。
通貨ごと資産配分
次に、通貨ごとの資産配分です。
日本円:3,373,336円(約37%)
カナダドル(円換算):3,024,162円(約34%)
米ドル(円換算):2,613,933円(約29%)
仮想通貨等(円換算):22,105円(1%未満)
なお、為替レートは以下を適用しています。
米ドル/円(USD/JPY):107.52
加ドル/円(CAD/JPY):76.73
為替相場も月内で大きく上下しましたが、特にカナダドルは原油価格が大幅に下げたからか、円に対しかなり安くなりました。カナダドルに限らず資源国通貨は大きく影響を受けていますね。生活をカナダでしているため円換算での資産減少はあくまでバーチャルでしかないのですが、あまり長く続くようであれば給与の受け取り通貨の割合を少し変更したほうがいいかもしれませんねー。
とにかく「史上最大」の上げ幅、下げ幅を更新しまくった恐ろしい3月が終わりました。足元マーケットでは幾分落ち着いているように見えますが、元凶である新型コロナウイルスの拡大は未だとどまるところを知りません。世界各地で経済活動がストップしています。
4月からは企業決算の発表が続々と行われますが、コロナの影響が嫌でも反映された厳しい決算がほとんどだと思われます。一時的にさらに株価を下げる企業も出てくるでしょう。まだまだ身体的にも精神的にも大変な時期が続くでしょうが、長期投資家を自負するからには淡々と機を見て資金を投入し続けていきたいと思います。
とはいうものの、健康第一でしばらくは過ごしていく所存です。投資できなくなったら元も子もないので。
Stay healthy and stay safe!
米国株ポートフォリオ(2020年3月)
前回2019年11月時点からだいぶ時間が空いてしまいましたが、2020年3月時点での米国株ポートフォリオを公開します。
エクソンモービル (XOM)が2つあるのは、別口座で保持しているためです。
現在のところ、私のポートフォリオの主力は、上から順に
・アップル (AAPL)
・ビザ (V)
・ジョンソン・エンド・ジョンソン (JNJ)
・ゾエティス (ZTS)
・フィリップ・モリス (PM)
となっています。
昨年11月と比較し、エクソンモービルが群を抜いて大暴落しているため、トップ5から姿を消しました。
例によって、日本国非居住者のためSBI証券で買付を停止されている関係で、新たに取得した株式はありません。
世界の金融市場であらゆる金融資産が現金化を目的にパニック売りを浴びせられている中、運がいいことに私の米国株ポートフォリオはかろうじてまだ含み益を保っております。株式市場の調子のよかったここ最近は追加投資できていなかったことが功を奏した形です。
ただし、COVID-19による経済停滞の影響で悪い企業決算が出てくるのはこれからですので、まだ株価は大底をつけたとは思っておりません。ですので、今は含み益の出ているこのポートフォリオもいずれ近いうちにマイ転すると思われます。
その時初めて未確定とはいえ、投資をしてきたことによって「損」が出たという現実を突きつけられるわけですが、それを自分がどう感じるか、自分のリスク許容度はどの程度なのか記憶・記録に残し、長い将来の投資人生の教訓としていけたらと考えています。そう考えると、今この歴史的な暴落の真っただ中にいるのは非常に貴重なことですね。
※本記事は特定の銘柄への投資を勧誘するものではありません。投資は自己責任で!
Bye!
BMOの証券取引プラットフォームがク〇な件
タイトルの通りです。
1週間もほったらかし(現在進行形)
BMO Investorlineは、カナダ五大銀行の一角であるBank of Montrealグループのサービスで、私がカナダで使用している証券取引プラットフォームなのですが、現在全く使い物になりません!!
1週間前にBMOの預金口座から入金指示をしたものの未だに着金せず。2日前にこの件についてダイレクトメッセージを送るも全く音沙汰なし。入金できたとしても取引ができないらしく、Twitterで検索をかけると同様の嘆きが散見されました。
こんな時だからこそ、入金し安値で優良株を拾いたいと思う投資家が多くいるのに、この状況はいかがなものでしょうかと感じます。
確かに在宅勤務や従業員削減で対応に苦労しているだろうことは想像がつきます。それならそれで、何か一言送ってくれれば納得しあきらめもつきます。
顧客の大事な資産を預かっておきながら丸一週間もリアクションなしとは、サービスの低レベルさにがっかりです。この危機が過ぎたらプラットフォームの変更を考えようと思います。
使用するプラットフォームの選定は大事
噂だと、日本でもSBI証券が「セルフサーキットブレーカー」を頻発させて投資家の怒りを買っているようですね。
現在私はSBIを利用できないので関係ないと思っていたのですが、まさか赴任先の証券会社に食らうとは思いもしませんでした。
給与振り込みの銀行口座がBMOなのでそのよしみで安易にBMO Investorlineを選んでしまった自分に落ち度があるのですが、投資に使うプラットフォームの選定からすでに投資は始まっていると思い知らされた事件でした。
あーZSP買い増したい。
Bye!
ついにカナダへの入国禁止措置が施行される
3/16、ついにカナダは、原則他国からの入国を禁止する措置を発表しました。なおここにはカナダ市民や永住権保持者、アメリカ市民や外交官は含まれないとのことです。
私のような日本企業の駐在員のほとんどは永住権でなく労働ビザ (Work Permit)でカナダに滞在しているため、カナダ国外に出てしまったら再入国不可となってしまうこととなりました。つまり、国外への出張はおろかプライベートでの一時帰国もできないということです。
この一週間で、私の住む地域のスーパーでも、食料品をはじめトイレットペーパー等の生活必需品が棚から姿を消し始めました。また多くの企業は在宅勤務を開始し、普段は車が一杯の通りもすっかりひっそりとしています。
弊社も着々と在宅勤務への準備が進んでいます。少し前にすでに子供たちの学校が閉鎖されたため、家で彼らの面倒を見なければならない社員も多いでしょう。
独身駐在だと、同居家族の心配をする必要がない反面、食材や生活必需品の調達も仕事をしながら全て自分でやらなければ生活できないのがつらいところです。やらなければならないことを分担できないと、頭がいっぱいになりストレスになるんですよね。
また在宅勤務だと会社の近くで昼食・夕食を食べることができなくなるので、普段料理をしない私にとっては食事を取るのも一苦労となります。一念発起して料理をすればいいんでしょうけど、結局それにも食材の購入が必要になってきますからね...
さらに平日まで家にこもる生活になってしまうと、いよいよ誰とも話すことのない日々が始まってしまいます。せっかく良くなってきた英語のスピーキング能力が一気に落ちそうで怖いです。
とはいえ、当然ながら何よりも優先されるのは個々人の命ですから、しばらくは政府・会社の発信する内容に従ってつつましく生活していきたいと思います。
※ダウ平均が約3,000ドル下落しましたね。またも下落幅史上最大更新。
Bye!
バーゲンセールに参戦
昨日のトランプ大統領の演説を受けて、今日のアメリカ市場も大きく下げていますね。今日だけで現在のところ2,000ドル以上ダウ平均が下がっており、今週月曜日に記録した過去最大の下落幅を更新しそうな勢いなのですが、最近のあまりの値動きの荒さに慣れてしまったのかあまり動揺していません。暴落の真っただ中にいることで少しづつ耐性がついてきたのでしょうか。慣れって恐ろしいですね。笑
待ちに待った買い出動です
そんな中にあって、これまで様子見で我慢していましたが、そろそろどの銘柄もおいしそうな価格になってきたので購入に動いていきたいと思います!
狙っているのは、カナダ市場の
・ZSP(S&P 500連動カナダドル建てETF)の買い増し
・エンブリッジ(ENB)への新規投資
・レストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)への新規投資
といったところです。
エンブリッジは資源で有名なアルバータ州カルガリーに本社を置く、石油・天然ガスのパイプライン輸送サービスを手掛けるインフラ企業です。目下原油価格も下落中ですが、この会社は輸送サービスによる手数料収入が利益の源泉なので、石油業界の中では中流に位置し、開発・生産を手掛けるいわゆる上流の企業より原油価格の影響を受けにくいと考えられます。
ただ株はこれでもかというくらいに売られまくっており、もともと高い同社の配当利回りはなんと9%近くまで高騰しています(2020年3月12日現在)。
レストラン・ブランズ・インターナショナルは、カナダ在住者なら知らない人はいないであろうファストフード店「ティム・ホートンズ」を傘下に置く外食産業の巨大持株会社です。
スタバやマクドナルドには目もくれず、ティム・ホートンズを愛するカナダ人を毎日現地で見る私としては、ぜひこのブランド銘柄が欲しいと思っていたのですが、なかなか高値圏から落ちてこず手をこまねいていました。コロナショックでようやく下落してきており、買ってもいいと思える価格になっています。
仮想通貨も追加購入します
今日いつもと違うのは、軒並み仮想通貨の取引価格も暴落していることです。ビットコインをはじめほとんどの仮想通貨が昨日比で30%近く下落しています。ビットコインを一時的な資金避難先にしていた方は大きなダメージを被ったことでしょう。
ここまで落ちることも最近では珍しいので、仮想通貨にも多少追加投資をかけようと思います。
今日の買いが将来の資産増強につながることを期待して、Buyボタンをポチっとな!
Bye!
正念場が来たか
おはぎゃあどころじゃない
あんぎゃああああああああああ!!!!!!!!
という投資家・投機家の皆様の断末魔で目が覚めました。ブラックマンデーです。
OPEC+の会合でロシアが原油の追加減産及び協調減産の継続を拒否し、怒ったサウジアラビアが自爆特攻ともいえるような増産計画を表明したことで、今朝のWTI価格はなんと前営業日マイナス30%の28Bbl/$まで暴落しました。
為替も大きく円高ドル安に動き、一時1ドル101円台までになりました。
さらに株式市場では、ダウ平均が取引時間中の過去最大幅となるマイナス2,000ドルを超えての急落となっています。
ここまでせっかく耐えていた方々の、あえなく退場していく様子がSNSを見ているとよくわかります。
「総悲観は買い」というが...
ここまでくると、先週まで強気だった個人投資家もさすがに悲観一色となってきましたねー。
「総悲観は買い」とよく言われますからそろそろ買い出動したいのですが、正直怖さはありますね。
株価上昇時は「暴落が待ち遠しい。下落時に買い増せばいいだけでしょ?簡単じゃん」と考えていましたが、いざその真っただ中にいるとこれがどうして、難しいものです。
幸いまだ含み益には余裕があるので、冷静に自分の頭で考えてから行動に移そうと思います。
耐えてみせよう、この相場
今日は市場にとって間違いなく歴史的な一日となり、"One of the worst days"として長く人々の記憶に残るでしょう。
リーマンショックを経験していない私のような若い世代の投資家も、この歴史的な相場を何とか退場せず踏ん張れば投資家として一皮むけ、レベルアップできるのではと考えています。
Bye!
コロナの影響はカナダにも
ついに海外出張禁止
カナダ国内では、東のトロントと西のバンクーバーを中心に新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあります。
その影響により、ついに当社でも原則海外出張禁止のお触れが出ました。しばらくはカナダの現地法人から日本への出張はもちろん、日本本社からの出張もなくなる見込みです。
現在のところ、カナダ政府はまだ日本への渡航禁止命令は出しておらず、日本からの入国禁止措置も取っていません。渡航については、現在レベル2の不要不急の渡航自粛となっています。
しかし、いつこれが渡航禁止及び日本からの入国禁止となるかわからないため、私にような駐在員にとってはプライベートでの一時帰国も控えざるを得ない状況となっています。
私は東京オリンピックが終わった9月頃を目途に一時帰国しようと考えていたのですが、今後も感染拡大が続くとちょっとわからなくなってきますね....
そもそもオリンピック開催もどうなるかまだわからなくなっているようですし。
日本にいる家族のことも心配ではあります。
昨今のマスクやトイレットペーパー買い占め騒動からはうまく逃れているようですが、引き続き用心を重ねてほしいと願っているこの頃です。
カナダでもマスクが消えてきた
ちなみに、カナダ人はマスクをする文化がありません(してると逆にウイルス保菌者だと思われてあからさまに避けられるようです)。
そのカナダでも最近マスクや生活必需品が大型スーパーから消えつつあるみたいなので、今回はちょっと普通じゃないなというのがよくわかってきました。
北米は来週から再び夏時間となり、日本との時差が1時間縮まり15時間となります。
季節の移行にともなって、コロナ拡大も収束していってほしいですね。
皆様ご安全に。
Bye!