自由党の勝利に終わったが...
10月21日、カナダ全土で連邦議会選挙が実施され、与党の自由党が再び最多議席を獲得し与党の座を維持しました。
政権維持も、議席数は過半数割れ
但し、今回は全議席330の過半数を獲得できなかったため、今後政権の運営には他政党との連携が必要となってくると思われます。
やはり、自由党党首で首相のジャスティン・トルドーのスキャンダル(カナダの大手建設会社に係る刑事手続きへの干渉、顔を黒く塗った過去の写真が流出)が選挙前に連続して発覚したことが、選挙戦に少なからず影響したようですね...
なお、選挙結果の発表後もカナダドル/円レートは82円台中盤でほとんど動きませんでした。
カナダドルの急落に備えていくらか円に戻しておいたのですが、杞憂に終わりました。
カナダ中銀の金利政策から、今後も引き続き緩やかにカナダドル高となるとみているので、カナダドルのポジションを厚めに取っておこうと思います。
個人的には経済政策を重視する保守党に政権を奪取してほしかったのですが...
まあしばらくは再選した自由党のお手並み拝見といきましょう。
ちなみに組閣は来月11月20日です。
Bye!