20代カナダ駐在員が資産最大化に挑む!

カナダ某都市で働く20代駐在員による、資産運用や日常のあれこれをまとめるブログ。まずは20代のうちに金融資産1,000万円を目指す!→2020年5月達成!

資産状況(2020.4月末)

毎月初の定点観測、資産状況の公開です。

今回は2020年4月末の資産状況です。

 

総資産額及び株式やソーシャルレンディング等のリスク資産額(円換算)

 総資産:9,707,893円(前月+674,357円)

   うちリスク資産:4,868,978円(約50%)

 

 株式市場のボラティリィティは相変わらず大きかったですが、総資産額の減少は2か月でストップし、先月比で約70万円の増加となりました。

総資産額は過去最高額となり、とりあえずの目標である1,000万円に最も近づいた月でした。株式市場次第ですが、5月中に到達の可能性もあるかもしれません。

なお、リスク資産の割合も50%を回復しました。

 

 また、4月の株価回復の波に乗れていなかったカナダの石油開発大手である、サンコアエナジー(SU)を新規購入しました。購入時の配当利回りは約8%でした。

オクラホマ州クッシングでの原油取引価格指標であるWTI先物価格で史上初のマイナスとなるなど、COVID-19による原油需要の激減は著しいと聞きます。

このサンコアエナジーも例外ではないと思いますが、今回は一時的な特殊要因での下落であると判断し、キャピタルゲイン狙いで短期保有することにしました。

 

なお、他の保有株については今月も狼狽売りをせずしっかりとホールドしています。

  

通貨ごと資産配分

次に、通貨ごとの資産配分です。

 

日本円:3,410,457円(約35%)

カナダドル(円換算):3,356,854円(約35%)

米ドル(円換算):2,914,386円(約30%)

仮想通貨等(円換算):26,197円(1%未満)

 

f:id:canadade_expat:20200501232547p:plain


なお、為替レートは以下を適用しています。

米ドル/円(USD/JPY):107.15

加ドル/円(CAD/JPY):76.76

 

 1か月前、カナダドル安が続くようであれば給与受け取り通貨の割合を変更しようと考えていましたが、4月も状況が変わりませんでしたので、カナダドル建て分を減らし、日本円の割合を増やすことにしました。

今後も為替動向を注視しながら割合の変更を検討していきます。

 

光明が見えてきた今だからこそ感染予防の徹底を!

 日本では今日からゴールデンウィークですね。自粛疲れにより遊びに行きたいという気持ちも大きくなってきているのではないでしょうか。

一部の国では感染者増加のピークを越え、経済活動再開に向けた計画を策定しているとの報道もあります。米製薬大手ギリアド・サイエンシズのレムデシビルが新型コロナ治療に一定の効果が認められたというニュースも出てきました。

 

 しかし感染増加自体がなくなったわけではなく、油断をすると感染増加の第二波が訪れる可能性は十分あると思います。

暗いトンネルの先に小さく光が見えてきた今だからこそ、改めて気を引き締める段階にきているのではと考えます。

 

 Stay healthy and stay safe!

1か月3万円生活

カナダもようやく暖かくなってきました。状況が状況だけに残念ですが、本来であればバーベキューやアウトドアアクティビティを楽しめるいい季節だと思います。

 

さて、今日は在宅勤務1か月間の生活費(円換算)をまとめてみました。以下の通りです。

 

食費(スーパー):20,000円

外食(テイクアウトのみ):5,000円

Kindle本:3,000円

日本携帯維持費:1,700円

合計:約30,000円

 

...以上です!笑

上記からわかるように、食べ物以外にほとんどお金を使うことがなくなりました。

当然同僚や知人との飲み会もないので交際費はゼロ、スーパーへ行く以外に外出もほとんどしないのでガソリン代もゼロです。

また、普通は一番大きな費用である家賃は会社負担であるためこれもゼロです。

あとは、独身であることで自分ひとりの分しかかからないことが大きいでしょう。家族帯同だとこのようにはいかないと思われます。

 

一方、ありがたいことに給与は駐在手当含め今のところ減額無しで支給されています。

したがって、そのほとんどを投資資金を含む貯蓄に回すことができた1か月になりました。

 

これだけ外出制限が続くと、ストレス発散のためパーッとお金を使いたい気分になることもあります。このような特殊な状況ですから、たまにはオンラインショッピング等で浪費し気分を晴らすこともアリでしょう。

ですが私は引き続き金融商品へお金を投下していきたいと思います。投資でもお金を使いたい欲は満たせますし、今の行動が将来のリターンに大きく影響してくると考えています。

 

Stay healthy and stay safe!

給付金対象外のようです

在宅勤務開始から1か月が経ちました。街の状況は変わらず閑散としたままです。

私自身も、最近はなぜかひどく落ち込むような気分になることが増えました。精神面は強いほうだと思っていたのですが、いつ収束するかもわからないこの状況にさすがに参ってきているのかもしれません。

 

さて、日本ではようやく1人あたり定額10万円を給付することが決定したようですね。対応が遅いという批判もあるようですが、まずは一律給付の実施が決定したということは評価できると思います。

 

しかしこの給付金、私のような在外邦人も給付の対象なのかというと...残念ながら対象外のようです。

というのも、4/18現在、外国人を含めた住民基本台帳に記載されている人を対象にする方向で検討しているとのこと。

在外邦人はたいてい日本の住民票を抜いていますから、当然台帳にも記載されておらず、したがってこのままだと給付の対象にならないようです。

 

上記の場合でも、海外居住国で給付の対象になっていれば特にいうことありません。住んでいる国の通貨で補償しその国で消費し経済を回すのが当然だと思いますので。

ただ今回、月2,000ドルのカナダの給付金(CERB、Canada Emergency Response Benefit)を調べたところ、こちらについても私は対象外でした(月収1,000ドル未満の方は対象とのことなのでワーホリでいらっしゃってる方はもらえる方が多いかと)。

 

給付金の性質として、コロナ拡大で本当に経済的に困窮している方々を助けるものであるということは十分理解しており、そのような方々に届けられるべきものであるということは十分理解しています。

ただ、今回の日本のように高所得者もこれまで全く仕事をせずダラダラしていた人も一律で少なくない額をもらえるようなことを聞いてしまうと、海外にいながらも必死に日本人として働いている人々は「なんだかなあ」と思ってしまうところはあると思います。

特に永住者でなく、会社命令で一時的に海外にいる日系企業駐在員は、帰国後おそらく給付金による政府出費のツケ(増税とか)だけ払わされる羽目になるのでなおさらだと思います。

 

うーん、ずっと家にいるせいかこんな愚痴まがいのことばかり浮かんできてよくない。

少なくとも現在はまだ今まで通り仕事があり、給与も支給されているだけ幸せと思わねばいけないですね。

 

Stay healthy and stay safe!

外出自粛中に身につけたいスキル

Happy Easter! の連休中です。

緊急事態宣言及び在宅勤務開始からすでに1か月が経とうとしています。街は相変わらずゴーストタウンの様相を呈しています。

先日会社から、当初予定していた在宅勤務期間をさらに延長する旨連絡があり、しばらくは平日も1人で引きこもるこの状態が続きそうです。

 

最初こそ、家で働くことが新鮮かつ好きな時に休憩を入れながら自分のペースで働けることに好感を持っていました。

しかしいざここまで続けてみると、誰とも会話や交流のない寂しさの方が勝ってきて、最近は1日テンションの上がらないまま何となく日々過ごしてしまっています。

 

そこで、せっかく自由に使える時間は増えたのだからこの間に何か身につけようと思いついたのが以下の2つです。

1. 不動産投資・経営の知識

2. タッチタイピング

 

1. 不動産投資・経営の知識

近い将来駐在を終えてカナダから帰国した後、一気に低くなる給与収入を補填するキャッシュフローが欲しいと思ったため、不動産投資について学びたいと思っています。

現在は駐在手当のおかげでブーストがかかっていますが、ひとたび日本に帰ってしまえば収入はガタ落ちです。想定手取りは300万円弱であり、これではおそらく日々の生活で精一杯、余らせて投資に回すのはかなり厳しいでしょう。一応これでも一部上場企業なのですが、これが今の日本の若手サラリーマンの現実です。

 

以前から何となく不動産投資について学びたいとは思っていましたが、とかく不動産業界はプロも騙されてしまうような詐欺まがいの事案が多いと聞いていたことから、躊躇していました。少し前にも、地面師事件やか〇ちゃの馬車事件などありましたよね。

時間のたっぷりあるこの機会に、Kindle電子書籍等利用しながら、しっかり勉強したいと思っています。

 

2. タッチタイピング

お恥ずかしながらこれまでキーボードのタイピングは自己流でやってきていましたが、これを機に学び直したいと思っています。

仕事上の入力スピードで不便を感じたわけではないのですが、どうしてもタイプミスがある一定割合から減らないことが気にかかっていました。しかし、業務に支障を来すおそれがあるため、オフィスで練習することは控えてきました。

在宅勤務中であれば資料作成やメール返信のタイミングがある程度コントロール可能なため、人知れず練習する絶好の機会と考えています。

 

これは自分への戒めでもありますが、時間は皆平等に与えられています。

仲間との飲み会や外でのエンターテインメントが制限されていて誘惑の少ない今、だらだらゴロゴロして時間を浪費するか、はたまた自分のスキルを向上させてコロナ以後の世界で有利に出られるよう準備しておくか。

決めるのは自分自身です。

 

Stay healthy and stay safe!

株式配当金(2020年3月)

少し更新が遅れましたが恒例の配当受領額の発表です。

今回は3月です。

 

2020年3月受取配当額:約6,900円(税引後日本円換算、受領時のレートを使用)

昨年同月比+2,300円

 

配当銘柄(ティッカーシンボル

・ビザ(V)

・ゾエティス(ZTS)

・サザン(SO)

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

・ロリンズ(ROL)

エクソン・モービル(XOM)

ラスベガス・サンズLVS

 

昨年同月比で約2,300円受取額が増加しました。

受け取った配当は米ドルのままネット銀行に移し、少しでも良いレートで利子を受け取ることを目指します。

そうしてちりつもで大きくなった米ドル残高を、いざ日本に帰国し投資制限が解除された際に再度米国株への投資に回していきたいと思います。

 

コロナショックで今後の企業決算に悪影響が出ることが予想されています。

私のポートフォリオの中でも一時的に減配、もしくは無配転落する企業が出てくるかもしれません。

ですが万一そうなったとしても、今回はあくまでコロナウイルスという特殊要因によって経済が停滞した結果であり、収益モデルが根本的に崩壊して配当が出せなくなったわけではないので、基本はがっちりホールド方針を貫いていこうと思っています。

 

一日も早く世界中が元の日常に戻れますように。

 

 Stay healthy and stay safe!

COVID-19による生活への影響について

COVID-19の影響はカナダでも非常に大きく、私の生活する地域の状況は以下のような感じとなっています。

 

・感染確認者数は毎日増加している。

・緊急事態宣言が政府から発令されており、non-essentialな店舗(スーパーや病院を除く)、娯楽施設は原則営業停止、クローズ。マンション内に存在するジムですらクローズ。

・一時に比べスーパーでの生活必需品の買い占めパニックは収まりつつあるものの、トイレットペーパーや消毒液、パスタ等特定の品物は品薄が続いている

・いわゆる完全な都市封鎖(ロックダウン)ではないものの、不要不急の外出は控えるべきであり、外に出た際も周囲の人間とのSocial distanceを徹底する。

・ほぼ全ての企業が「WFH」(Working From Home)を実施もしくは推奨している。私自身も慣れないZoomやMicrosoft Teamsでチームメンバーと仕事をしている。

・UberEatsやDoordash等のフードデリバリーサービスの利用を開始。というか普通のレストランはもう営業していない。

 

以上により、街にはほとんど人影はなく、この数週間で一気にまるでゴーストタウンのようになってしまいました。運動もできなくなってしまったので家に引きこもって溜まったストレスもなかなか発散できず、鬱々とした生活が続いています...

また私のように独身駐在だと家に自分以外誰もいないので、口から言葉を発することがめっきり減り、このままだといずれ発話できなくなるのではないかと思ってしまうほどです。

 

企業によっては駐在員の一時帰国をさせるところもあるようですが、私の勤め先ではまだその判断には至っていないようです。日本も感染者数がかなり増加してきていると聞きますし、必ずしも帰国することが安全ではないということは頭に入れておきたいです。

 

この最中必死に感染拡大を食い止めようと尽力されている方々には本当に頭が上がりません。一オフィスワーカーである私ができることは、少しでも事態鎮静化に貢献できるよう政府はじめ各所から出ている指示・命令を守り、自分が感染者にならないことです。自分を守ることが同時に他人を守ることにつながります。

 

Stay healthy and stay safe!

資産状況(2020.3月末)

毎月初の定点観測、資産状況の公開です。

今回は2020年3月末の資産状況です。

 

総資産額及び株式やソーシャルレンディング等のリスク資産額(円換算)

 総資産:9,033,536円(前月-115,464円)

   うちリスク資産:4,348,588円(約48%)

 

歴史的な金融商品の暴落が続いた影響により、2か月連続での総資産額の減少となりました。表面上の減少額は10万円ちょっとですが、給与や配当合わせて30万円近く収入があってこの額なので、実際は40万円くらい溶けた計算になるでしょうか。

そしてとうとうリスク資産の割合が50%を切りました。株式を筆頭に急速に評価額がしぼんだためです。

 

暴落のさなか、新たにパイプライン大手のエンブリッジ(ENB)をカナダ市場で買い付けました。買付当時の配当利回りはなんと9%ほどあり、万一の減配を見込んでも十分保有していけるだろうと考え購入に至りました。ほかには、S&P500連動のETFであるZSPにも追加投資しています。

なお、保有株については今月も狼狽売りをせずしっかりとホールドしています。

  

通貨ごと資産配分

次に、通貨ごとの資産配分です。

 

日本円:3,373,336円(約37%)

カナダドル(円換算):3,024,162円(約34%)

米ドル(円換算):2,613,933円(約29%)

仮想通貨等(円換算):22,105円(1%未満)

 

f:id:canadade_expat:20200401080113p:plain

なお、為替レートは以下を適用しています。

米ドル/円(USD/JPY):107.52

加ドル/円(CAD/JPY):76.73

 

為替相場も月内で大きく上下しましたが、特にカナダドル原油価格が大幅に下げたからか、円に対しかなり安くなりました。カナダドルに限らず資源国通貨は大きく影響を受けていますね。生活をカナダでしているため円換算での資産減少はあくまでバーチャルでしかないのですが、あまり長く続くようであれば給与の受け取り通貨の割合を少し変更したほうがいいかもしれませんねー。

 

とにかく「史上最大」の上げ幅、下げ幅を更新しまくった恐ろしい3月が終わりました。足元マーケットでは幾分落ち着いているように見えますが、元凶である新型コロナウイルスの拡大は未だとどまるところを知りません。世界各地で経済活動がストップしています。

4月からは企業決算の発表が続々と行われますが、コロナの影響が嫌でも反映された厳しい決算がほとんどだと思われます。一時的にさらに株価を下げる企業も出てくるでしょう。まだまだ身体的にも精神的にも大変な時期が続くでしょうが、長期投資家を自負するからには淡々と機を見て資金を投入し続けていきたいと思います。

 

とはいうものの、健康第一でしばらくは過ごしていく所存です。投資できなくなったら元も子もないので。

 

 Stay healthy and stay safe!