20代カナダ駐在員が資産最大化に挑む!

カナダ某都市で働く20代駐在員による、資産運用や日常のあれこれをまとめるブログ。まずは20代のうちに金融資産1,000万円を目指す!→2020年5月達成!

「あおり運転」なんてカナダでは見ない

この頃、日本ではニュースでよく「あおり運転」による被害(殺人まで起きていますから、事故ではなく事件ですね)についてさかんに報道されています。

ドライブレコーダーの普及により急にフィーチャーされるようになったような感じですが、車間距離を必要以上に詰めたりパッシングをしたり等の「あおり」は、普通に暮らしていてもかなりの頻度で目撃してきましたし、実際私も何度もされた記憶があります。

本当何なんでしょうね。個人的には、相手を危険な目に合わせてやろういう邪悪な心を持った輩からは即免許を没収し、半永久的に運転できなくしてほしいです。

 

カナダには「あおり運転」なんてない?

ご存じの通り私は今カナダにおり、知人の車に同乗しよく出かけます。国土が広いカナダにはハイウェイ(無料の高速道路だと思ってください)が張り巡らされており、車があればほぼどこにでも行けるようになっています。

そんな中気づいたのは、私はカナダに来て約1か月ですが、こちらでは「あおり運転」をしている車を街中でもハイウェイでも見かけたことが一度もありません(ドライビングスキルの欠如による危険な運転はたまに目にしますが。笑)

むしろ、積極的に割り込みを寛容するような好意的な姿勢がよく目につきます。

 

では、日本にはカナダと比べて性格の悪い人間が多いからなのかというと、そうでもないと思います。

そうなると、いったい原因は何なのか。

 

とにかく「余裕」がないのでは

それは、日本社会にはびこる余裕のなさであると思います。

直接的な原因として時間に対する余裕のなさがあるのは容易に想像がつくと思われます。

それ以外にも、経済的な余裕のなさからくる不安・不満や、仕事関係の余裕のなさ、集団から仲間外れになりたくない・常に他者から認められていなければという気持ちからくる現代日本の生きづらさ(人間関係の余裕のなさ)のようなものが、個々人のストレスとなって積もっていき、それが表層に出てきた結果の一つが、「あおり運転」ではないかと考えてしまうのです。

 

ここカナダにも当然同じようなストレスを抱える人はいるはずですが、一般的に言われるように日本よりかはストレス社会ではなく、「人生一度きりなのだから、自分の生き方は自分で決める」という考えがごく当たり前に受け入れられ、他人からどう思われているかはあまり重視されない印象です。

 

国民性といわれるとそれまでなのかもしれませんが、もっと気楽に生きられはしないものかなー、と自国を一歩引いたところから考える私です。

 

Bye!