20代カナダ駐在員が資産最大化に挑む!

カナダ某都市で働く20代駐在員による、資産運用や日常のあれこれをまとめるブログ。まずは20代のうちに金融資産1,000万円を目指す!→2020年5月達成!

TFSAを開設しました

冒頭からアルファベット4文字、「TFSA」とは何のことでしょうか?

答えは、「Tax-Free Savings Account」の頭文字をとったもので、「課税免除預金口座」とでも訳されましょうか。

en.wikipedia.org

 

18歳以上のカナダ在住の人ならば誰でも開設可

TFSAは、2009年1月よりカナダ国民の資産形成を推進する目的でカナダ政府により導入されました。18歳以上でカナダのSocial Insurance Number (SIN)を所持していれば誰でも口座開設ができます。

 

運用益&配当が非課税!

Saving Accountという名前ですがただの預金口座ではなく、この口座から拠出して運用した金融商品(株、債券、ETF、GIC等)で発生した運用益や配当は免税され、丸々自分の懐に入れることができるのです!もちろん、口座にお金を預けているだけでも利子が付きます(BMOの場合、2020年2月時点で0.75%/年)。この利子所得も非課税となります。

また、お金をこの口座から引き出す際も税金はかからず、かついつでも引き出し可能とのことです。

 

拠出額には制限あるも、フレキシブルなシステム

なお、さすがに上限なしでいくらでも拠出できるというわけではありません。

その年の拠出上限額を 'contribution room'といいますが、これは毎年カナダ政府によってインフレ率等を加味し決められ、2020年はC$6,000が上限となっています。

しかし、TFSAのすごいところは、仮にその年の上限額まで拠出せず枠が余った場合、翌年の拠出額にその枠分をプラスできるのです!

さらに、例えば今年$4,000拠出して今年中に$1,000口座から引き出すと、翌年の拠出額の枠に前年引き出した分($1,000)を加算することもできます。

運用益が非課税になる部分だけを見ると日本のNISAとあまり変わらない印象ですが、この拠出額の柔軟さが非常に特徴的であることがわかります。

例えば相場が好調すぎてなかなか追加投資しにくい環境の時、もったいないからといって無理して拠出枠を使わず、来年にとっておくような運用がTFSAでは可能です。

 

1つ注意点としては、この年間拠出上限額を超えてしまうと、ペナルティーとして超過額の最高1%が税金として徴収されてしまうようです。

 

投資活動を再開します 

日本の証券口座が使えなくなって以降投資活動は一切できていませんでしたが、ついに現地の口座を使用し再び金融商品の購入ができることが非常に嬉しいです!商品の説明等もちろん全て英語なので普段以上に注意して投資対象を選定する必要がありますが、そこも楽しんでいきたいと思います。

 

Bye!