海外生活における気持ちの変化について
最近、ふと虚無感や無力感に苛まれ、無性に寂しくなることがあります。
そしてその日1日は何もしたくなくなります。
「ああ、なんで駐在なんかしてるんだろう」「気を張ることなく楽に生きていける日本に帰りたいなあ」と思ってしまうことがあります。自分で駐在希望したのに。
よく耳にするのは、海外生活への適応は以下のようなステージごとに分かれているということです(大きく個人差があります)。
・ハネムーン期(移住直後~2か月くらい)
・ショック期(2、3か月目~半年以上1年未満)
・回復期(移住1年後~1年半後)
・適応期(1年半後~)
時期的には「ショック期」にあたるのですが、異文化になじめないとか狭い日本人コミュニティが嫌になったとか、そういうものでもなさそうなのが困るところです。
むしろ、現地の生活にすっかり慣れてしまって、一週間のルーティンが確立されてしまったからこそ、ちょっと物足りなさを感じてしまっているのかもしれません。
ちなみに学生時代に1年間だけアメリカに留学をしていた際には、このような気持ちの変化は記憶にありません。仕事という週5日の決まった日課がなく、大学には行っていたものの少しずつ違った毎日を送っていたからでしょうか。
あとは、このような気持ちを気楽に話せる人が身近にいないからというのもあるかもしれません。
ほとんどの駐在員はみな配偶者やご子息同伴で駐在しており、いわゆる「身内」が家に帰ればいるのですが、私はといえば帰宅すればひたすら無言の時間が続く生活で、自分の思うところを声に出してアウトプットする場もありません。
もちろん日本にいる家族や友人とLINEやSkypeでビデオ通話はできますが、カナダー日本の時差って絶妙にお互い都合の悪い時間帯なんですよね(カナダ夜→日本は日中で仕事中、日本夜→カナダは朝で出勤時間)。。。
かといって正直こっちで将来の伴侶となるような人を探せる自信もないし、モヤモヤは募るばかりです。「彼女つくればいいじゃん」と無責任に言ってくる人はガン無視で。
まあ焦っても仕方なく、時間が解決するものであるとあきらめて、しばらく生活していこうと思います。
Bye!